「本業だけの収入では毎月キツいな~。。自分の経験を活かして副業がしたいけど、どんな風にすればいいんだろう?」
今回は、こんな悩みを解決していきます。
記事の信頼性
この記事を書いているボクは営業経験20年以上で、現在も営業マンです。
今は個人事業主として営業活動を中心にしていますが、独立できたのも「副業」という経験があったからです。
そんな副業経験を経て独立したボクの記事を参考にしていただけたら幸いです。
営業マンが副業前にすべきこと
- 濃度の高い人脈作り
- 自分のスキルの確認
- 目標金額を設定する
まずは、副業を始めるにあたっての準備として、何をやっておくべきかを解説していきます。
濃度の高い人脈作り
営業マンであれば、ここは最重要ポイントとして思っておきましょう。
これがないと、本当の意味でのビジネスをスタートできないから。
ボクの場合は、これがあったから独立できたと言っても過言ではありません。
基本的にボクは、特別な顧客を作るのが得意というか好きな方なので、1年くらいで濃厚な関係性を構築することができました。
よくある質問:でも、そんな簡単に濃厚な人脈づくりができるの?
結論、簡単ではないです。でも、誰にでもできます。
理由は、足しげくお客さんのところへ通って、ビジネスマンとして、人として対話をしているだけで自然と距離は縮まるものなので。
言うなれば、“行きつけの店”を作るイメージですね。大体の人が「常連」という言葉に憧れがあったり、そうなってみたいと思うと思いますが、ボクはそれを仕事で実践している感じですね。
自分のスキルの確認
これはビジネスマンとして、自分の持っているもの全て対象でOKです。
なぜなら、何が自分にとっての軸になるビジネスになるかわからないから。
ここは、独立して感じた経験談ですが、今のボクは営業の仕事をしながらデスクワークをすることが多いんです。
なので、自分の持っているスキルを今一度確認してみてください。
例えば、人脈作りが得意で新しい情報をいち早く入手できる自信がある人はそれを売りにしてもいいでしょうし、一日に何十軒も訪問することができるならフットワークの軽さを売りにしてもいいと思います。
例えが営業寄りになりましたが、他でも何でもいいと思います。その何かと「×営業」なんかにすれば新しいビジネスも生まれるでしょう。
目標金額を設定する
これは本当の意味での準備になりますが、結構大事なポイントですね。
これができていないために、途中で副業をやめる人も少なくないのも事実なので。
例えば、月収50万円を目指すのであれば、単純に今の手取りから足りない分を目標金額にすればいいだけです。
ボクの場合はプラス5万円ほど今より良い生活がしたかったので、それを目標に動いていました。実際に動いてみると、最初は難しいもので月に数千円稼ぐのでもやっとでしたね。
でも、続けていると面白いもので、(副業ということもあり)効率的に稼ぐことに重視するので、少しずつですが収入も上がっていきましたね。そんな風に自分で稼ぐという感覚が身に付いたので、独立も真剣に考えたという感じです。
なので、『いくらでもいい』や『少しだけ稼げたら・・・』というのはやめて、副業する以上それもサラリーマン同等のビジネスなので、売上(収入)の目標金額は決めるべきだとボクは思います。
営業マンの副業におすすめ3選
- 法人顧客向け営業代行
- 有形商材の卸売&通販
- データ加工の請負業務
それでは、上記の準備でポイントを確認できたところで、本題に入っていきましょう。
法人顧客向け営業代行
やはり、まずは何といっても営業マンはこれですね。
今現在やっている本業の仕事ほどマッチングする職種はないので。
ボクの場合は、元々の業界が法人顧客(BtoB)だったのでそのまま副業できましたが、個人を顧客にしている営業マンは代理店等との取引が望ましいですね。
法人営業を選択する最大のメリットは、ほぼ手放しでも売上が見込めるから。
本業がある以上、時間を切り売りしないといけないのは必須なので、如何にして効率的に動けるかを考えないと副業は成立しません。
そういう意味でも、「法人営業」というのは本当に有効的なんです。
よくある質問:でも、個人営業しか経験がない人はどうするの?
上記にもある通り、代理店等を狙いましょう。
どんな業界であっても、法人化している会社はあるはずなので。
この法人というのは顧客に限ったことではありません。仕入先として開拓してもOKです。
ボクは実際、副業をしている時は仕入先と懇意になり、社名を借りて活動してました。
なので、個人顧客の営業しか経験のない方は、これを機に法人顧客への営業も経験しておきましょう。
有形商材の卸売&通販
次にオススメするのが、これです。
理由は、サービス等のような無形とは違って、形あるものが対象なので物の動きや売上も可視化できるから。
ボクの場合は、この物販は独立してから始めたのですが、これを副業の時からやっていれば・・・と思っているくらいです。
物販というと在庫を持っておくイメージですが、ボクは仕入先からの直送や注文が入ったら持って行くという感じで、在庫を持たずに運営しています。
あと、通販はボクの仕入先の社長さんがサラリーマン時代からやっていることを聞いていて、確かに足で稼ぐ営業とは対照的で理に適っていると思ったので、これもオススメです。
今の時代、色々な問屋の形があってOKなので自分に合った販売方法を選んでみてください。
データ加工の請負業務
これは、自分のスキルと仕事量があるどうかにもよります。
当然、両方がないとビジネスとしては成立しないので。
ここは、完全にボクの経験談になりますが、営業に付随すること以外でやっている仕事がこれなんです。
独立して最初の一年ほどは、営業代行・物販の2つ柱で生計を立てていましたが、取引先に自分のPCスキルを周知してもらう機会が増えたことで、相談があり仕事がもらえるようになりました。言い換えれば、システム代行的な部分でもあります。
具体的に何をしているかというと、膨大なデータをもらい、データベースで必要な情報だけを抽出してフィードバックするといったものです。
ただ、これは取引先と密接な関係でないとできない業務でもあるので、クラウドワークスやランサーズ等にある案件ではありません。
でも、営業マンであれば、気心の知れたお客さんが困っていて、よくよく聞いてみると『外注費は抑えたい、でも何とかできないか・・・』などと相談を受けるかもあるかもしれません。
なので、日頃からの情報収集・意見交換は惜しみなくするようにしましょう。
まとめ:営業マンにとっての副業は精神安定剤になる
今回は、営業マンの副業についての記事でした。
ボクが副業を経験して一番よかったと思ったことは、「心のゆとり」が持てたことですね。
それまでサラリーマンだけの仕事だったのに対して、収入面でも精神面でも圧倒的に楽になりました。
確かに最初の収入は微々たるものでしたが、自分で稼ぐという感覚があるのと、それに協力してくれる仲間やお客さんが増えるに連れて、“社畜”という考え方から脱却できるんですよね。日々のノルマに追われている営業マンなら尚更ですね。。
おそらく、この記事を読まれていて『独立するまでは・・・』という方もいるでしょう。
でも、副業に興味を持っているということは現状に満足していないのも事実ではあるはずです。日々のノルマに追い詰められていたり、クレーム対応ばかりで疲弊したり・・・なので、少しだけ身を軽くする意味で副業を始められるのもオススメです。
あまり気合いを入れ過ぎず、『やっぱり副業する時間がない』『休日はゆっくりしたい』となれば、やめればいいだけです。
気楽にやりましょう。
今回は以上です。
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